Monday, August 13, 2018

アブローラーの意外な効果

今年の冬、トレーニングの最中に右の肘を痛めた。準備運動はしているけれど、寒いときは、それでも怪我をすることがある。この痛みがなかなか引かない。完全に治るのに、半年か一年はかかるのかな、とあきらめていた。

そこで腕立てのように右腕に力が入る種目はやらずにいた。必然、腹筋やスクワットにかける時間が多くなる。

腹筋運動だが、自宅である程度負荷のかかる運動をしようと思うと、たいてい背中を床につけることになる。鉄棒やスタンドがあればいいのだが、うちにそんなものはない。プランクは体幹を鍛えるのによいそうだが、わたしはほとんどやらない。効いているのか効いていないのか、よくわからないからだ。よくやるのはクランチである。

腹筋運動の時間が増えると、クランチ以外の種目もやりたくなった。できたら背中を床につけないでやるものはないか。そんなとき百円ショップでアブローラーを見つけた。値段は三百円だったけど。

先日買ったばかりなので、まだ姿勢とか要領がよくわかっていない。しかし意外な効果があった。

腕を伸ばしてローラーを前に押しやり、また引き戻すという動作は、肘を伸ばした状態の腕に強い負荷がかかる。上達すれば腹筋の力でやれるようになるのかもしれないが、今のところわたしはかなり腕の力も使っている。

するとどうだろう。右腕の肘の痛みが軽くなったのである。たまに右手で重いものを持ち、翌日腕の反応を見ていたが、痛みは増すだけで、軽くなることはなかった。アブローラーの場合は、肘を伸ばし、自分の体重を支えるという、いままでにない筋肉の負荷がかかるのだが、それが肘の痛みが半減した。

まだ痛みはすこし残っているが、症状ははるかに改善された。しかも時間が経つほどによくなっている。理由はさっぱりわからないが、とにかくありがたい。



関口存男「新ドイツ語大講座 下」(2)

§2. Der ? ach, dem traut ja keiner. あいつか?へん、あんなやつに誰が信用するものか。 trauen : 信用する。 ja : (文の勢いを強めるための助辞)  前項のは名詞に冠したものでしたが、こんどは名詞を省いたもの...