筋トレをはじめてからプロレスを見るようになった。筋トレの最中(たとえばスクワットの最中)にプロレスを見ると、結構がんばりがきくからである。一度相手を腹に乗せ、それからグイとばかりに後ろに反り返る宮原健斗のバックドロップ、大きなレスラーが両手を合わせ、力比べをする場面など、見ているこっちも力が入る。
映画を見ていた時期もあったが、筋トレは一時間程度でやめるので、途中までしか見れない。筋トレのあと、残りを見ればいいのだが、シャワーを浴びたりすると気分が変わってしまうことが多い。
わたしはボディビルダーのような逆三角形の体格より、プロレスラーのような体格を理想としている。とりわけ身長が近い青木篤志の体格にはあこがれる。あの腕と胸と太ももの分厚さはすごい。以前、中島洋平が青木のマスクを奪い、かぶったことがあったが、その写真を見て(中島には失礼だが)肉体の迫力の違いに驚いた。さすが全日本をリードする男である。
ホーム・ワークアウトをしている人で、プロレスを見ながらトレーニングをするという人は案外多いんじゃないかと思う。
Wednesday, August 15, 2018
関口存男「新ドイツ語大講座 下」(2)
§2. Der ? ach, dem traut ja keiner. あいつか?へん、あんなやつに誰が信用するものか。 trauen : 信用する。 ja : (文の勢いを強めるための助辞) 前項のは名詞に冠したものでしたが、こんどは名詞を省いたもの...
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昨年アマゾンから出版したチャールズ・ペリー作「溺れゆく若い男の肖像」とロバート・レスリー・ベレム作「ブルーマーダー」の販売を停止します。理由は著作権保護期間に対するわたしの勘違いで、いずれの作品もまだ日本ではパブリックドメイン入りをしていませんでした。自分の迂闊さを反省し、読者の...
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久しぶりにプロレスの話を書く。 四月二十八日に行われたチャンピオン・カーニバルで大谷選手がケガをした。肩の骨の骨折と聞いている。ビデオを見る限り、大谷選手がリングのエプロンからリング下の相手に一廻転して体当たりをくわせようとしたようである。そのときの落ち方が悪く、堅い床に肩をぶつ...
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19世紀の世紀末にあらわれた魅力的な小説の一つに「エティドルパ」がある。これは神秘学とSFを混ぜ合わせたような作品、あるいは日本で言う「伝奇小説」的な味わいを持つ、一風変わった作品である。この手の本が好きな人なら読書に没頭してしまうだろう。國枝史郎のような白熱した想像力が物語を支...