Tuesday, February 17, 2026

Elementary German Series (14)

14. Der Frühling

Der kalte Winter ist zu Ende. Der Frühling ist da. Die Tage werden länger und länger. Die Sonne scheint warm. Unsere schönen Bäume im Garten zeigen frische, junge Blätter.1 Auf den Feldern2 steht junges, frisches Gras. Der Himmel ist blau, die Luft3 ist milde und warm, im Walde4 singt die Nachtigall. Die Erde5 beginnt ein neues Leben. Tiere und Menschen sind glücklich. Die Menschen kommen aus ihren Häusern und wandern durch Feld und Wald.

1. das Blatt 葉.
2. das Feld 野原.
3. die Luft 空気.
4. der Wald 森, 森林.
5. die Erde 土, 地面.

Im Frühling kommt unser guter Freund, der Storch, aus dem Süden zurück. Siehst du das Haus dort mit dem roten Dach?6 Dort auf dem Dache steht der Storch mit seinen dünnen Beinen in einem großen Nest.

6. das Dach 屋根.

Die Bienen fliegen7 aus ihren kleinen Häusern. Sie fliegen in die Gärten und die Felder, sie fliegen zu ihrer Arbeit. In wenigen Monaten werden wir ihren süßen Honig essen.

7. fliegen 飛ぶ.

Es wird dunkler. Ein frischer Wind kommt aus dem Westen. Der Himmel wird grau. Wird es regnen? Ja, es regnet. Wir sind im April; im April regnet es oft.

Saturday, February 14, 2026

関口存男「新ドイツ語大講座  下」(17)

§17.„Haben Sie Kinder?“
お子様がたがおありですか?
„Ja, ich habe welche.“
はい、あります。

 英語ならば "Yes, I have." だけでもよいところですが、ドイツ語は welche (英:some)をつけないと文を成しません。こういう時には、英語式に Ja, ich habe というのも不可、ich habe sie も不可、ich habe Kinder と同語を鸚鵡返しに反覆するのはまだしもですが、同語を反覆する代わりに welche を用いるのが普通なのです。

 もし子供が一人あったら welche (いくらか)はおかしいから ich habe eines と答えます。Haben Sie Söhne? に対しての答は、息子は男性ゆえ ich habe einen です。Haben Sie Tee? だったら、茶は有量子名詞 §160 (いわゆる物質名詞、すなわち一つ二つと数えられない名詞)ですから、ich habe welchen です。「ビールが切れたら、また買っておかなくては」は Ist Bier alle geworden, muß welches gekauft werden です。

 以上のような weche や eines を不定代名詞といいます。ところで、それとよく似た場合でも、概念が不定でなくて、物がこれときまってくると、用いる指示詞が違ってきます。「あなたはこの家の持主ですか?」(Sind Sie der Besitzer dieses Hauses?)ときかれたら、Ja, ich bin's. ('s は es)、Ja, das bin ich. または Ja, ich bin ein solcher. と答えます。英語なら Yes, I am. だけでよいがドイツ語はそうはゆきません。(So I am や It is I の真似をして So bin ich とか Es ist ich とかいってはいけません。)

「この家の家主」ではなくて、一般に「家主ですか」(Sind Sie Hausbesitzer?)ときかれたら、これは ich bin einer とも答え、また ein solcher, es, das, でも結構です。否定ならば、Nein, ich bin keiner. (Nein, ich bin es nicht; Nein, das bin ich nicht.)

§17. alle geworden: alle werden は「すっかりになる」すなわち「無くなる」という通俗語。

Thursday, February 12, 2026

英語読解のヒント(207)

207. 倒置 (8)

基本表現と解説
  • On they flew once more. 「彼らはまた飛んでいった」
  • Out stepped the hunter. 「猟師が歩み出た」
  • Not for a world of bliss would I do it. 「どれほど幸福を得てもそんなことはしない」

副詞、副詞句を主語の前に置くケースを示す。二番目の例のように、さらに主語と動詞が倒置されることもある。

例文1

Out of the gateway we rushed, and on down the snow-covered path until we were on the fringe of the fir forest.

Arthur Conan Doyle, The Exploits of Brigadier Gerard

われわれは門から飛び出し、雪に覆われた道を一散に走って樅の林の縁まで来た。

例文2

Down came the whole side of the mountain, in a cataract of ruin.

Nathaniel Hawthorne, "The Ambitious Guest"

山の片側がごっそりと、破滅の瀑布となって落ちて来た。

例文3

"Oh, Dora, how could you do it!" she falters, and that is all. Never, either then or afterward, does another sentence of reproach pass her lips....

Margaret Wolfe Hungerford, The Haunted Chamber

「ドラ、なんてことを!」と言って彼女はくちごもり、それきりになってしまった。そのときもそれからも、彼女は二度と非難の言葉を発したことはない。

Sunday, February 8, 2026

英語読解のヒント(206)

206. 倒置 (7)

基本表現と解説
  • Silver and gold I have none.
  • Silver and gold have I none.

例文はいずれも I have no silver and gold. 「金銀はすこしもない」の意味。目的語の silver and gold を主語の前に置いたときは、形容詞の no を 副詞の none に変える。また主語と動詞を転倒させた二番目の例のほうが最初の例よりも語勢が強い。

例文1

...banquets at his court there were none, and the sound of the fiddle and the shawm was heard there no more.

R. Nisbet Bain, Russian Fairy Tales

……彼の宮廷で饗宴は開かれなかった。フィドルの音もショームの音ももはや聞こえなかった。

例文2

But sleep had I none; for about me swarmed flies like vultures over a field of battle, and after fighting them for an hour that seemed a week, I acknowledged defeat and trudged drowsily on.

Harry A. Franck, Four Months Afoot in Spain

しかし寝ることはできなかった。戦場の空を舞うハゲタカよろしくハエがまわりで群れをなしていたからである。一時間ほど(それは一週間とも思える長い一時間だった)ハエと戦ったわたしは敗北を認め、眠気をこらえながら重い足取りで先へ進んだ。

例文3

Salt I had none, but I did possess a ship biscuit and a piece of cold baked taro, and with pigeon and crayfish, what more could a hungry man desire?

Louis Becke, "The River of Dreams"

塩こそなかったが、堅パンと焼いたタロイモの冷たくなったやつならひとかけらある。それに鳩とザリガニを捕まえたのだ。腹を空かした男がこれ以上なにを望むだろうか。

Thursday, February 5, 2026

英語読解のヒント(205)

205. 倒置 (6)

基本表現と解説
  • "He's one of the best fellows ever born." / "Yes, that he is!" 「彼は最高の男の一人だ」「ええ、そうです!」
  • "God is in heaven — can he see when I am doing wrong?" / "Yes, that he can." 「神さまは天にいらっしゃる。悪いことをしたらわかるのかな?」「そりゃ、わかるさ」

目的語又は補語の that を主語の前に置く例。この場合、二番目の例のように助動詞があるときは、動詞を略することが多い。

例文1

 "He is the curate of the parish, I dare say."
 “No, that he is not. He is of no profession at all.”

Jane Austen, Sense and Sensiblity

 「きっと教区の牧師補をしているんだわ」
 「いいえ、それはちがう。彼は職業についていないの」

例文2

 "But, Philippa, tell me at least who she is."
 "That I cannot do," she replied, and then the magnificent face was lighted with a smile.

Charlotte M. Braeme, Wife in Name Only

 「でも、フィリッパ、彼女が誰かくらいは教えて」
 「それはできない」と彼女は答え、美しい顔はあでやかな笑みをたたえた。

例文3

 "Canst thee drive?"
 "That I can!" and his eyes brightened with boyish delight.

Dinah Mulock Craik, John Halifax, Gentleman

 「荷車を駆ることはできるか」
 「できます!」彼はその目を子供らしい喜びで輝かせた。

Monday, February 2, 2026

英語読解のヒント(204)

 

204. 倒置 (5)

基本表現と解説
  • That vow he intended to keep. 「彼はその誓いを守ろうとした」

目的語を主語の前に倒置する例。

例文1

Its ascetic spirit he considered the kernel of Christianity.

Margrieta Beer, Schopenhauer

その禁欲的精神を彼はキリスト教の真髄と考えた。

例文2

Such utter and complete ruin one could hardly conceive of.

Mark Twain, The Innocents Abroad

それほど徹底的で完璧な破滅など、ほとんど想像することさえできない。

例文3

"Music I have learned till I am perfectly sick of it."

Jane Taylor, "Contrasted Soliloquies"

音楽はほんとうにいやになるまで習いました。

Thursday, January 29, 2026

ジュアンーデヴィッド・ナシオ「精神分析と反覆」

 


本書は現代フランス思想叢書の一冊として SUNY Press から2019年に出版された。著者はまったく知らないが、題名に惹かれて読むことにした。

最初のほうに随分ナイーブな言明があらわれてびっくりした。精神病患者は症候の解釈を与えられると、その症候から解放されるというのである。いや、そんなことはフロイトだって言っていないはずだ。解釈を与えても、症候が継続するケースにぶつかり、フロイトは考えを改めたはずである。しかしナシオ氏は単なる理論家ではなく臨床医であるので、これは彼の経験から得た、根拠のある言明なのかもしれない。そんなふうに考えて読み進んだのだが、本書の後半において、作者はわたしの疑問に答えてくれた。やはりたんに解釈を提示してもだめであって、分析医が患者にインパクトを与えられるように、ある種の関係を築かなければならないと、書いてあった。それは理論としてフロイトやラカンに接するのではなく、実践的に彼らを読もうとする臨床医の苦労や困難を感じさせる記述で、彼の方法の是非はともかく、経験の重みを感じさせるものであった。

精神分析における反覆という本書の主題は、非常に面白かった。ナシオは患者がある行為を反覆して行うのはなぜなのか、という問いを立て、その問いに直截に答えようとしている。ある女の患者は幼い頃に兄と性的行為をし、思春期以降は何人かの相手とSM的な関係を持ち続けている。そのような反覆は何故生じるのか。

ナシオの提示する解答はきわめて明快、明快すぎるほど明快だ。患者は幼児期に、彼/彼女の受容能力を超えたトラウマ的体験をする。それは意識によって解釈され得ない、忌避すべきものとして、無意識の領域に抑圧される。この抑圧されたトラウマをナシオは「無意識のファンタズム(心象)」と呼んでいる。この無意識のファンタズムは、意識によって解釈されることを求めて抑圧を打ち破り表面にあらわれる。するとそれが症候となる、というのである。その繰り返しが精神分析における反覆というわけだ。

ナシオはこの心的機構を説明しながら同時にフロイトやラカンの用語も簡明に説明している。「欲動」とか「享楽」とか「対象a」といった言葉の説明としてナシオのくらいわかりやすいものは、読んだことがない。

彼は反覆の構造を解き明かしたあと、分析医としてそれをどう治療していくのかという点についても語っている。わたしは臨床的なことはまったく知らないので、ナシオのやり方がどれほど一般的なのかわからないが、彼の言葉が長年の苦労のなかから紡ぎ出されていることは理解できた。

哲学者は概念の細かいニュアンスを考え抜こうとして、説明が長大で難解になるが、臨床医としてのナシオは思い切りよくある部分を単純化して理解し、説明を明快なもの、実用的なものに変えている。

本書の最後の部分には、ナシオが自分の議論を組み立てる際に、核心となったフロイトやラカンの言説が、短く、いくつも付されている。ここを読めば、本書の内容を振り返ることができると同時に、精神分析の勘所が理解できる。ラカン派は数多くの秀才を生み出しているが、ナシオもその一人だろう。

Elementary German Series (14)

14. Der Frühling Der kalte Winter ist zu Ende. Der Frühling ist da. Die Tage werden länger und länger. Die Sonne scheint warm. Unsere schön...