Friday, July 17, 2026

Elementary German Series (19)

19. Das Haus

Unser Haus hat sieben Zimmer: ein Wohnzimmer, ein Eẞzimmer,1 drei Schlafzimmer, ein Badezimmer, ein Studierzimmer,2 und eine Küche.3 Im Wohnzimmer wohnen wir. Im Eẞzimmer essen wir dreimal am Tage. Im Badezimmer baden wir (nehmen wir ein Bad). Im Studierzimmer studieren wir. In der Küche kocht4 unsere Köchin.4

1. essen (食べる) + das Zimmer (部屋) = das Eẞzimmer ダイニングルーム.
2. studieren (study) + das Zimmer = das Studierzimmer 書斎, 勉強部屋.
3. die Küche 台所.
4 kochen 料理する; der Koch 料理人 (男性名詞); die Köchin 料理女 (女性名詞).

Mein Schlafzimmer ist groß und luftig. Es liegt nach dem Garten.5 Am Morgen scheint die warme Morgensonne auf mein Bett. Im Studierzimmer arbeite ich oft. In der Mitte des Zimmers steht ein großer Tisch, ein Schreibtisch.6 An dem Schreibtisch schreibe ich meine Arbeiten für die Schule. An der einen Wand hängen Bilder7 großer Männer, ein Bild von Homer, ein Bild von Shakespeare und ein Bild von Goethe. An den anderen Wänden stehen Bücher. Mein Vater ist ein großer Bücherfreund. Oft sitzt er bis spät in die Nacht hinter den Büchern, aber am nächsten Morgen muß meine Mutter ihn dreimal wecken.

5. es liegt nach dem Garten 庭に面している.
6. schreiben (書く) + der Tisch (机) = der Schreibtisch 書き物机.
7. das Bild 絵.

Unsere Küche liegt neben dem Eẞzimmer. Unsere gute Köchin ist den ganzen Tag in der Küche. Sie wohnt und lebt in der Küche. Sie kocht sehr gut und sehr gerne8 und ist nur glücklich, wenn sie kochen kann. Unsere Köchin ist ein wenig rund und schwer, aber sie sagt: „Ich esse nie, ich schmecke nur; eine gute Köchin muß schmecken, wie es schmeckt.“

8. gerne kochen 料理するのが好きである.

Tuesday, July 14, 2026

関口存男「新ドイツ語大講座 下」(22)

§22.Wer ist der Bräutigam?お婿さんは誰ですか? Es ist ihr Gläubiger.それは彼女の債権者です。

 ドイツ語の習慣を知らない人は、Bräutigam は男性だから Er ist ihr Gläubiger というべきでないかと考えますが、そうではありません。それは日本語の「それは彼女の債権者です」のそれでもわかるはずです。すなわち、改めて紹介するような口調で「何々です」と教える時にはすべて es を主語とするのです。たとえば写真を出してきて、これは私の父です(男性)、これは私の母です(女性)、これは私の家です(中性)、これは私の子供です(複数)と紹介する時には、性数の如何を問わず das を用いて、Das ist mein Vater, Das ist meine Mutter, Das ist mein Haus, Das sind meine Kinder というのと同じように、das ほど強く指さない時には、es を用いるというわけです。ここで一つ注意すべきは、こうした es や das を用いる時には、その次にくる動詞 sein は、名詞が複数ならば複数形になるという点です。たとえば、「この部屋をこんなに散らかしたのは誰だ?」に対して、「それは子供たちです」という答は Das sind die Kinder. または Es sind die Kinder. です。Es ist die Kinder. などは誤り。

 同じ問いに対して、「僕です」、「おまえだ」なども、英語の It is I やフランス語の C'est moi の真似をして Es ist ich, Es ist du などといっては誤りで:

Ich bin's! または Das bin ich!
Du bist es! または Das bist du!

といわなければなりません。

Saturday, July 11, 2026

英語読解のヒント(227)

227. may as well

基本表現と解説
  • You may as well give up the attempt.

この構文は You may as well give it up as not. 「辞めてもよし、辞めずともよし」の as not が省かれて「辞めてもよし」という肯定の意味となり、さらに as の意が失せて You may give it up. 「辞めてよい」となり、さらに進んで You had better give it up. 「辞めたほうがいい」という積極的な強い意味になることがある。

例文1

"You may as well fear him as he fear you."

Nathaniel Hawthorne, "Young Goodman Brown"

「彼があなたを恐れるように、あなたも彼を恐れるだろう」

例文2

To make matters clear I may as well explain at once what had happened.

Henry Rider Haggard, She

事情を明らかにするために、あったことをすぐに説明したほうがよいだろう。

例文3

"By Jove!" I said, "there is the sick ox. He must die sooner or later, so we may as well utilise him."

Henry Rider Haggard, A Tale of Three Lions

「そうだ。病気の牛がいる。いつかは死ななきゃならないんだから、あいつを利用しよう」

Wednesday, July 8, 2026

英語読解のヒント(226)

226. in order that

基本表現と解説
  • He studied in order that the question might be solved. 「問題を解くために研究した」

例文は He studied so that the question might be solved. と言い換えられる。なお、that...may not とか so that...may not とか in order that...may not といったように否定を伴う場合は lest...may / should の形とおなじ意味になる。(§216 および §217 を参照)

例文1

The stranger's eyes were full of tears, and he seemed to have reached that point of emotion when a man does not speak in order that he may not weep.

Victor Hugo, Les Misérables (translated by Lascelles Wraxall)

見知らぬ男の目は涙でいっぱいだった。彼は胸が詰まり、一言でもしゃべろうものなら泣き出しそうな様子だった。

例文2

Thanks to free-trade, however, you can buy a pound of sugar here for threepence, while in France it is still sold at eightpence, in order that a few refiners may make rapid fortunes.

Max O'Rell, John Bull and His Island

しかし自由交易のおかげでここでは砂糖一ポンドが三ペンスで買える。一方、フランスではおなじものがいまだに八ペンスで売られている。一部の製糖業者が短期間に財を築こうとしているのだ。

例文3

And though she had fibbed to him afterward, had she not done so in order that he might not be troubled?

Anthony Trollope, Christmas at Thompson Hall

そして彼女はあとで彼に嘘を言ったけれど、これとても夫に迷惑がかからぬようにとしたことではないか。

Sunday, July 5, 2026

英語読解のヒント(225)

225. that...may

基本表現と解説
  • He studies that he may solve the question. 「問題を解くために研究する」

この例文は He studies so that he may solve the question. あるいは He studies in order that he may solve the question. とおなじ意味。

例文1

They struggle to be rich, that they may have the means of spending, — of drinking rich wines, and giving good dinners.

Samuel Smiles, Thrift

彼らが金持ちになろうとするのは、使う金を得んがためである。うまい酒を飲み、美食を饗する財を得んがためである。

例文2

...the farmers' wives invited one another to tea that they might tell one another all they had heard and all they thought and all they thought other people thought.

Frances Hodgson Burnett, Little Lord Fauntleroy

百姓の女房どもがおたがいをお茶に招待するのは、自分が聞いた話や思っていること、ほかの人がこう考えているのではないかと考えていることを、あらいざらいおしゃべりするためである。

例文3

"Now, that you may fully comprehend the remaining adventures of the chair, I must make some brief remarks on the situation and character of the New England colonies at this period."

Nathaniel Hawthorne, The Whole History of Grandfather's Chair

「この椅子が経てきた残りの冒険がおまえさんがたにもしっかり理解できるように、当時のニューイングランドの植民地がどんな情況で、どんな性格のものだったのか、簡単に説明せねばならんのう」

Thursday, July 2, 2026

英語読解のヒント(224)

224. to be one's own master / mistress

基本表現と解説
  • She is her own mistress. 「彼女は人の支配を受けない」

「他人の干渉を受けず、自分の意のままにできる」という意味。to be master of oneself あるいは to be mistress of oneself という形もある。ただしこのこちらは to have entire self-control とか not to be governed by passion 「情に流されず、自制心がある」の意味で用いられることもある。

例文1

"I shall not stay long at Morton, now that my father is dead, and that I am my own master."

Charlotte Bronte, Jane Eyre

「モートンにはもう長くはいません。父が死んで、自由の身になりましたからね」

例文2

"I told you I am independent, sir, as well as rich: I am my own mistress."

Charlotte Bronte, Jane Eyre

「わたしにはお金もあり、誰にも頼らずやっていけると言いましたでしょう。わたしは好きなことができるのです」

例文3

She had quite recovered herself then; she remembered that she was Duchess of Hazlewood — wife of the generous nobleman who was at her side. She was mistress of herself in a moment.

Charlotte M. Braeme, Wife in Name Only

そのときには心の動揺はすっかりおさまっていた。彼女は思い出した。自分はヘイズルウッド侯爵夫人なのだ……隣にいる気前のいい貴族の妻なのだ。彼女はとたんに冷静になった。

Monday, June 29, 2026

ブルース・フィンク「ラカンの欲望論」

 


ブルース・フィンクといえば「ラカン的主体」で明快にラカン理論を説明した人として知られている。現代思想というと難解な概念がいきなり飛びかい、素人はその空中戦に呆然とするしかないのだが、フィンクは地面にいるわれわれのレベルから話をはじめ、徐々にラカンという高みに連れて行ってくれる、まことにありがたい解説者なのである。わたしは「ラカン的主体」がフィンクの代表作なのだろうと思っていたが、「ラカンの欲望論」はそれに優るとも劣らない、いや、もしかしたら優っているかもしれない精神分析入門書となっている。副題には「セミナー6を読む」とあるが、ラカンのセミナー6を通してラカンの議論全体が概括できるような書き方になっている。高校生でも理解できるような平易さなので、ぜひとも翻訳を出してほしいものだ。

われわれは言語の中に生まれつき、その言語でコミュニケーションしなければならないのだが、じつはその言語が伝えたいことを完全に伝えられる媒体ではないことをフィンクはいろいろな例を示して教えてくれる。ここは誰にでも理解できる話だ。そこからフィンクは、「欲望」の話に移って行く。人間は他者に要求をするが、たとえばわれわれが恋人に「この前つくってくれたカクテル、また飲みたいなあ」と言っても、たんにそのカクテルだけを与えられれば欲望が充たされるわけではない。カクテルをつくるときの仕草やそれを差し出すときの顔の表情や、それを味わいながら交わす恋人との会話などが伴うものでなければならない。しかしそうしたことすべてを言語で表現などできるわけがない。百万言費やしても指示しきれない残余があらわれる。また説明すればするほど逆に誤解されることだってありうる。ここからフィンクは「欲望」とは言語で表現しきれない部分に宿るのだと教えてくれる。

さらに議論は「欲望の対象」へと移る。精神分析で言われる対象はいつも「失われた対象」である。母親の愛に包まれて満足している幼児は、母親との一体感の中に存在しており、そこには「主体―対象」という区別はない。一体性が崩れたときにはじめて幼児は「対象」としての母を求めるようになる。母が失われてから、幼児は母を欲望の対象にするようになるのだ……という具合に、フィンクの議論は少しずつ複雑になりながらラカンのパラドキシカルな理論の核心へと進んで行く。いやはや、これだけ平明に説明できるというのはたいした才能である。ラカンにはじめて接したという人は、ファルスの話あたりからさすがに難しさを感じると思うが、辛抱強く読めばラカンの議論のリズムはつかめるだろう。人によっては否定神学と呼ぶこのリズムを知るだけでも大きな価値がある。

本書を読みながら考えたことはいろいろある。たとえばわれわれは言語という領域に参入したとき言語の「使いにくさ」を経験しているのだが、それをすっかり忘れてしまうとラカンは指摘している。それを読みながら、わたしがジェイムズ・ジョイスから学んだのもまさにそれだし、ジョイスが偉大なのは言語の根源にさかのぼって文学を考え、政治や文化をとらえ直したからなのだと思った。またブルース・フィンクは理論家であるだけでなく、臨床医でもあるらしく、その経験をいろいろと語っている。子供は生まれてから母に養われ、ある種の全能感にひたされるわけだが、これが失われる瞬間が来る。これが精神分析では「去勢」と言われているものだ。この全能感、享楽の状態を奪ったものを子供は激しく憎む場合があるらしい。たとえばその子に弟や妹ができた場合、今まですべて自分に振り向けられていた母親の注意が他者に奪われるわけである。ある人は四十になっても五十になってもそのような弟や妹に憎しみを抱くらしい。sibling rivalry はよくある話だが、それが殺したいと思うほどの憎悪に転化するのは結構あることらしい。それを読みながら外国人への憎悪もそれと似た点があるのではないかと考えた。日本人の享楽を乱したり奪って行く存在に対する憎悪である。日本の代表的な食べ物であるすし、しかし今は高くて日本人には手が出しにくいすしを、外国人旅行客が金にものをいわせてばくばく食べていくのを見て、日本的な「享楽」が他者に奪われていくような気がしないだろうか。あるいは帰化した外国人になんらかの補助金が支払われるとき、日本人が受け取るべき「享楽」を侵蝕されているような気がしないだろうか。

さらに分断政策とは国民を「去勢」するものではないか。高齢者と現役世代を対立させ、あるいは生活保護者を狙い撃ちするような政策は、ある人々が楽しむべき「享楽」が他者によって奪われているという意識を植えつける。

精神分析は個人の心理という枠組みを超えて社会分析、政治分析にも応用されるようになっているが、たしかにいくつかの局面をパワフルに説明する力を持っている。

ブルース・フィンクはミステリも三冊ほど書いているらしい。さっそく手に入れて読もうと思っている。

Elementary German Series (19)

19. Das Haus Unser Haus hat sieben Zimmer: ein Wohnzimmer, ein Eẞzimmer, 1 drei Schlafzimmer, ein Badezimmer, ein Studierzimmer, 2 und e...