これは単純な理由で、間食に最適だからである。
口が寂しいというときにお菓子なんぞを食べると、たちまち数百キロカロリーを摂取することになる。しかもおいしいお菓子はやたらと脂質が多いから困る。
プロテインは(わたしが飲んでいるのは)一食がおよそ八十キロカロリーだ。プロテインだからもちろん高タンパクだし(一食二十数グラムのタンパク質を含む)、脂質も二グラム以下。しかもプロテインというのは適度に腹持ちがする。昼ごはんを食べ終わって、三時くらいにちょっと小腹が空いたなと思っても、プロテインを一杯飲んでおけば、五時くらいまでは充分にもつ。
しかもプロテインというのは普通の食事ではなかなか必要量を摂ることができない。体重一キロに対してプロテインを一グラムから三グラム摂るべきだといわれているが、一グラムでも小食のわたしには難しい。だからサプリメントがあるということは、まさに天佑である。
昔は牛乳を飲んだり、煮干しをかじっていたが、スポーツ品店や薬局で売っているプロテインがいちばん吸収がよく効き目を感じ取ることができるようだ。あれを薬と思っている人がいるようだが、とんでもない。牛乳のタンパク質を粉末化し、人工甘味料で味付けしたものにすぎない。人工甘味料が嫌いな人には、味付けのないプレーン・タイプも売っている。あれを飲むとプロテインとは、要するに、脱脂粉乳だということがわかる。
市販されているプロテインはいずれも非常に優秀なサプリメントで(言い替えればどれもみんな同じ)、安いものも出て来たから、年をお取りになって「筋肉が落ちてきた」などという方は一度ためしてみてはいかがだろうか。わたしの場合は飲みはじめて四カ月目くらいから腕や胸に肉がつきだした。
Wednesday, August 8, 2018
関口存男「新ドイツ語大講座 下」(2)
§2. Der ? ach, dem traut ja keiner. あいつか?へん、あんなやつに誰が信用するものか。 trauen : 信用する。 ja : (文の勢いを強めるための助辞) 前項のは名詞に冠したものでしたが、こんどは名詞を省いたもの...
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昨年アマゾンから出版したチャールズ・ペリー作「溺れゆく若い男の肖像」とロバート・レスリー・ベレム作「ブルーマーダー」の販売を停止します。理由は著作権保護期間に対するわたしの勘違いで、いずれの作品もまだ日本ではパブリックドメイン入りをしていませんでした。自分の迂闊さを反省し、読者の...
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19世紀の世紀末にあらわれた魅力的な小説の一つに「エティドルパ」がある。これは神秘学とSFを混ぜ合わせたような作品、あるいは日本で言う「伝奇小説」的な味わいを持つ、一風変わった作品である。この手の本が好きな人なら読書に没頭してしまうだろう。國枝史郎のような白熱した想像力が物語を支...