これは単純な理由で、間食に最適だからである。
口が寂しいというときにお菓子なんぞを食べると、たちまち数百キロカロリーを摂取することになる。しかもおいしいお菓子はやたらと脂質が多いから困る。
プロテインは(わたしが飲んでいるのは)一食がおよそ八十キロカロリーだ。プロテインだからもちろん高タンパクだし(一食二十数グラムのタンパク質を含む)、脂質も二グラム以下。しかもプロテインというのは適度に腹持ちがする。昼ごはんを食べ終わって、三時くらいにちょっと小腹が空いたなと思っても、プロテインを一杯飲んでおけば、五時くらいまでは充分にもつ。
しかもプロテインというのは普通の食事ではなかなか必要量を摂ることができない。体重一キロに対してプロテインを一グラムから三グラム摂るべきだといわれているが、一グラムでも小食のわたしには難しい。だからサプリメントがあるということは、まさに天佑である。
昔は牛乳を飲んだり、煮干しをかじっていたが、スポーツ品店や薬局で売っているプロテインがいちばん吸収がよく効き目を感じ取ることができるようだ。あれを薬と思っている人がいるようだが、とんでもない。牛乳のタンパク質を粉末化し、人工甘味料で味付けしたものにすぎない。人工甘味料が嫌いな人には、味付けのないプレーン・タイプも売っている。あれを飲むとプロテインとは、要するに、脱脂粉乳だということがわかる。
市販されているプロテインはいずれも非常に優秀なサプリメントで(言い替えればどれもみんな同じ)、安いものも出て来たから、年をお取りになって「筋肉が落ちてきた」などという方は一度ためしてみてはいかがだろうか。わたしの場合は飲みはじめて四カ月目くらいから腕や胸に肉がつきだした。
Wednesday, August 8, 2018
エドワード・アタイヤ「残酷な火」
エドワード・アタイヤ(1903-1964)はレバノンに生まれ、オクスフォード大学に学び、スコットランド人の女性と結婚した作家である。自伝や「アラブ人」という評論が有名だが、ミステリも何冊か書いている。ウィキペディアの書誌を見る限り「残酷な火」(61)は彼が書いた最後のミステリ...

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