タイトルに書いた通り、全日本プロレスのホームページがちょっとだけ新しくなった。ページの左右両脇には所属選手の写真が出るようにできているのだが、それも新しくなった。青柳選手や野村選手はずいぶん身体が大きくなったのに、昔の写真がずっと使われていたので、変えてもいいのじゃないかとは常々思っていた。今回の更新でその点はすっきりした。
選手一覧も大きく様変わりした。所属選手だけでなく、全日本に頻繁に登場する他団体やフリーの選手の紹介も載せることになったのである。ジョー・ドーリング選手や佐藤光留選手は所属ではないが、全日本に対する貢献度は大なので少なくとも写真くらいは載せなければいけない。
笑ってしまったのは参戦選手の中に「ブラックめんそーれ」が混じっていること。
しかし「ブラックめんそーれ」選手がここに載っているなら、「ブラック・タイガーVII」選手もここにいなければならない。あんなに全日本プロレスによく出ていて、(本当かどうかはわからないが)全日本入りを望んでいる選手もいないだろう。もっとも載っていないことで彼はお得意の「陰謀」論を振り廻すことができるかもしれないけど。
エドワード・アタイヤ「残酷な火」
エドワード・アタイヤ(1903-1964)はレバノンに生まれ、オクスフォード大学に学び、スコットランド人の女性と結婚した作家である。自伝や「アラブ人」という評論が有名だが、ミステリも何冊か書いている。ウィキペディアの書誌を見る限り「残酷な火」(61)は彼が書いた最後のミステリ...

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