Friday, November 16, 2018

三冠ヘビー級選手権試合

十月二十一日、横浜で行われた三冠ヘビー級選手権試合を YouTube で見た。試合後、両者ともしばらく立つことができないくらい壮絶な試合だった。また、ゼウス選手も宮原選手も、ともにエキサイトしすぎて、レフェリーが間に割って入る場面も何度かあった。ファンは死力を尽くした試合を見たいと思うけれども、選手に怪我はして欲しくない。プロレスを見るときはいつも複雑な気持ちになる。

宮原選手の勝因はわからないが、ただ彼の膝や足の攻撃は蜂のようにすばやくて鋭く、有効だったと思う。ゼウス選手は上体の力を誇示する技を繰り出したが、大きなダメージを与えはするものの、早さがなかった。彼はジャンプ力があるのだから、足を使った攻撃もできるのではないか。いや、そんな多彩な攻撃力を持ったら、ゼウスにかなうレスラーがはたしているかどうか。

宮原選手は全日本の営業活動も人一倍やっているし、後輩の育成にも力を尽くしている。今は袂を分かって別ユニットに属しているが、そんなジェイク・リー選手にも温かい声援を送っている。彼は全日本の新しい力を引っ張る大きな力であり、よくここまで成長してくれたと、わたしは感謝したいくらいである。

英語読解のヒント(145)

145. 付帯状況の with 基本表現と解説 He was sitting, book in hand, at an open window. 「彼は本を手にして開いた窓際に座っていた」 book in hand は with a book in his hand の...