Thursday, February 7, 2019

2.24世界タッグ選手権

関本・岡林のチャンピオン組に崔・ジェイク組が挑戦する世界タッグだが、これはもう若いジェイクにがんばってもらうしかない。わたしはジェイク・リーこそ若手のナンバーワンだと思っているし、全日本のヘビーの顔となるべき存在だと考えている。彼がチャンピオンになれば、若手の勢力図は眼に見えて変動し、活性化するだろう。また崔選手と組んでよい結果を出すことは、積極的に外部の人材を取り込む全日本の方針の実り豊かさを示すことにもなるだろう。

しかし関本・岡林組はとんでもなく頑強な身体を持ったチームである。暴走大巨人組からベルトを奪い取った試合を見たが、彼らの上体の力は尋常ではない。腕力やぶつかりあいでは彼らに勝つことはできないだろう。

ただジェイクにも崔にも蹴りの技術がある。勝つチャンスがあるとすれば、これをうまく使えるかどうかが鍵となるのではないか。暴走大巨人との試合を見て気づいたのだが、石川修司が突進する相手の腹部に膝を合わせたり、リング上にへたり込んでいる相手の胸に膝を当てる攻撃は、かなり効果的だった。相手に読まれると、逆用されるが、不意をつけば、足や膝の攻撃は、チョップのような上体を使った攻撃よりも重くて、与えるダメージが大きい。

それでも関本・岡林はタフだ。先の試合で石川は、膝の攻撃により関本からスリーカウントを取るチャンスを作ったが、必殺技を一発出した程度ではまだ息の根を止めることができなかった。崔・ジェイク組は、膝やキックの攻撃のほかに、決め技を二発目、三発目まで用意しておかなければならないだろう。

容易な相手ではないが、しかし戦いがいはある。挑戦者チームには大いにがんばって貰いたい。

英語読解のヒント(145)

145. 付帯状況の with 基本表現と解説 He was sitting, book in hand, at an open window. 「彼は本を手にして開いた窓際に座っていた」 book in hand は with a book in his hand の...