Thursday, March 28, 2019

石川の意地

三月十九日に行われた関本・岡林組(チャンピオン)対諏訪魔・石川組(挑戦者)による世界タッグ選手権が YouTube で視聴できたので一言感想をいいたい。すごかった。とてつもない迫力の試合だった。四人ともすばらしかった。

勢い余って四人が場外に出てしまったこともあったけれど、そのあとは乱戦にならず、リングで試合をしてくれたのもよかった。エプロンサイドや場外での攻防は危険すぎて見ていられない。

石川は最後によくぞ気力をふるいたたせたと思う。終盤に岡林のゴーレム・スプラッシュ(いい技の名前だ)をくらってからはもうだめだと、見ている方もしめかけたけれど、場外で関本を押さえる諏訪魔に檄を飛ばされてよろよろと立ち上がり、回転式のラリアットを決めてからは連続攻撃をしかけて、ついに岡林からピンホールドをとった。

試合中は終始、岡林のパワーが石川の巨体を圧倒していただけに、思わずわたしも、やった、と手をたたいた。圧巻だった。モンスター同士の壮絶なバトルだった。

ベルトが大日本プロレスに移ったのは石川が関本からピンを取られたからだが、今回は石川が岡林からピンを取った。これで五分。またいつか大舞台で彼らの戦いを見たいものだ。全日に来てくれた大日本プロレスにも感謝したい。

ルイ・ニコライ・レヴィ「タマネギ人間クスラドック」

  去年 google books でデンマーク語版(原作)の「タマネギ人間クスラドック」を見つけたときは椅子から飛び上がって喜んだ。この本はヴァルター・ベンヤミンがゲルショム・ショーレムに読むのを勧め、ショーレムが大いに褒めたという本なのだが、なにせ原作もドイツ語の翻訳版も手に...