こんなユダヤ人ジョークがある。若い男が汽車に乗り、歳老いた男の隣に座った。歳老いた男は「喉が渇いた、喉が渇いた」と言いつづけている。とうとう若い男は我慢できなくなり、べつの車輌に行って水を持ってきて老人に与える。老人は水を飲んで静かになる。しかし数分すると老人はもじもじしだし、ついに叫び出す。「あんなに喉が渇いていたのに、あんなに喉が渇いていたのに」これは人間の欲望がどう働くかをよく示しているジョークだ。なにが老人の不満なのか。不平を言う目的はなんなのか。老人はこう云っているように見える。「おまえはわたしの demand を満足させることができる。わたしは水を要求し、あなたはそれを与えてくれた。しかしわたしの desire はまだ継続している」老人は喉の渇きをいやしたいというより、「喉の渇いた人間」として認められたいのである。つまり他者を操作、支配することが問題なのだ。
Aaron Schuster の講演から
Sunday, April 28, 2019
英語読解のヒント(223)
223. many a 基本表現と解説 They met with many a thrilling adventure. 「幾度も戦慄すべき冒険に出会った」 Many and many a time in my childhood I loitered among the...
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ウィリアム・スローン(William Sloane)は1906年に生まれ、74年に亡くなるまで編集者として活躍したが、実は30年代に二冊だけ小説も書いている。これが非常に出来のよい作品で、なぜ日本語の訳が出ていないのか、不思議なくらいである。 一冊は37年に出た「夜を歩いて」...
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§9. 不定の意を強める irgend 「何か」(etwas, was)といえばよいところを、特に念を入れて「何でもよいからとにかく何か」といいたい時には irgend etwas, irgend was といいます。その他不定詞(ein, jemand,...
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§10. Wir helfen einer dem andern . (Wir helfen einander.) おれたちはお互いに助け合う 「一人が他に」(einer dem andern)も「一人が他を」(einer den andern)も「一人が...