ジュニア・タッグの季節が来た。ヘビー級に較べるとどうしても見劣りがしてしまうジュニア戦線だが、各選手ともそれは自覚している。どうやってジュニアを盛り立てていくか、それぞれ考えて試合をしているのだ。わたしはその姿勢が好きだし、だからこそ全日本のジュニアを応援する。
今回のバトル・オブ・グローリーでわたしが注目するのは岡田佑介とフランシスコ・アキラのチーム。思いも寄らぬ組み合わせだが、いずれもこれから上位を脅かそうと狙っている新鋭達である。しかもどちらも気合いが善く、見ていて気持ちがいい。岡田は技に派手さはないが、情念を感じさせるねちっこさがある。アキラは軽さは感じさせるが、すばやくて技の引き出しが新しい。この両者がどんな化学反応を見せるのか、じつに楽しみだ。アキラの身体がどれくらいできてきたのかも注目である。
今回はツトム・オースギ&バナナ千賀組と、Kagetora&ヨースケ サンタマリア組という、わたしが全く知らないチームも参戦している。名前からしてキャラの強そうな連中が集まったが、真面目な選手が多い全日本の戦いに、ちょっとしたスパイスを加えてくれそうな予感がする。
Saturday, May 25, 2019
関口存男「新ドイツ語大講座 下」(4)
§4. Solch ein kleines Kind weiß von gar nichts. そんな 小さな子供は何も知らない。 一般的に「さような」という際には solch- を用います(英語の such )が、その用法には二三の場合が区別されます。まず題文...
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昨年アマゾンから出版したチャールズ・ペリー作「溺れゆく若い男の肖像」とロバート・レスリー・ベレム作「ブルーマーダー」の販売を停止します。理由は著作権保護期間に対するわたしの勘違いで、いずれの作品もまだ日本ではパブリックドメイン入りをしていませんでした。自分の迂闊さを反省し、読者の...
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久しぶりにプロレスの話を書く。 四月二十八日に行われたチャンピオン・カーニバルで大谷選手がケガをした。肩の骨の骨折と聞いている。ビデオを見る限り、大谷選手がリングのエプロンからリング下の相手に一廻転して体当たりをくわせようとしたようである。そのときの落ち方が悪く、堅い床に肩をぶつ...
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ジョン・ラッセル・ファーンが1957年に書いたミステリ。おそらくファーンが書いたミステリのなかでももっとも出来のよい一作ではないか。 テリーという映写技師が借金に困り、とうとう自分が勤める映画館の金庫から金を盗むことになる。もともとこの映画館には泥棒がよく入っていたので、偽装する...