Wednesday, July 17, 2019

安倍やめろ

安倍首相が街頭で選挙演説の最中、一般人が「安倍やめろ」と叫んだら、さっそく警察がその女性を取り囲み、排除したという。

安倍は以前、街頭演説でやじり倒されてから、演説の時と場所を公表しなくなったが、それだけでは足りず、警察を使ってやじを飛ばす一般人を排除するようにすらなった。

この男の器の小ささと知性のなさはあきれるばかりだが、世の中もどうかしている。

先日、トランプ大統領が演説の中で、アメリカが気に食わないなら出ていけと言ったとき、猛烈な勢いで聴衆の女性がかみついたが、あの女性をトランプが警察官に排除させたりしたら、轟轟の非難が沸き起こっただろう。全米でデモが起きただろう。日本人はことの善悪もわからない、デモをする勇気もない人々なのか。

わたしははっきり言う。安倍やめろ。

エドワード・アタイヤ「残酷な火」

  エドワード・アタイヤ(1903-1964)はレバノンに生まれ、オクスフォード大学に学び、スコットランド人の女性と結婚した作家である。自伝や「アラブ人」という評論が有名だが、ミステリも何冊か書いている。ウィキペディアの書誌を見る限り「残酷な火」(61)は彼が書いた最後のミステリ...