Sunday, November 17, 2019

全日本プロレス那須大会

久しぶりに全日本プロレスの公式ページに新しい試合のダイジェストビデオがアップロードされた。那須大会のビデオには Kai・Tajiri 組とジェイク・野村組の試合が最初に出ていた。ジェイクと野村が勝ったが、両者とも身体が厚みを増してきた。野村は一時増量していたのか、腹が出ていたが、今はすっきりひきしまって、あれなら動きやすいだろう。試合の途中でジェイクが Tajiri を後ろから羽交い締めにし、そこに野村がスピアを食らわせる場面があった。そのとき後ろで Tajiri を押さえていたジェイクまで吹っ飛んだが、あれは演技じゃなく、本当に野村の勢いに飛ばされたのだろう。試合後のインタビューでもジェイクは野村の力強さを称えていたが、確かに彼は頼もしい選手になってきた。観客に熱烈な野村ファンの女性が何人かいたようで、盛んに声援を飛ばしていたのが印象的だった。野村もあれでは負けられまい。

二つ目の試合は関本・ボディガー組とパロウ・オディンソン組の一戦。いや、パロウもオディンソンもでかいこと、でかいこと。関本やボディガーよりも大きく見える。体格的に劣るチームにとっては警戒すべき相手だろう。最後は、パロウに抱え上げられたボディガーの背中にオディンソンが飛びついてマットの上に落とすという、素人目にはかなり危険な技でスリーカウントを取っていた。あんな巨体から繰り出される技は、どんなものであっても危険だろうと思うが、とにかく仕掛ける方も受ける方も怪我のないようにお願いしたい。

最後の試合は六人タッグマッチで、メンソーレが佐藤を丸め込んで勝っていた。試合自体はどうということはなかったけれど、試合後のインタビューでゼウスが発した言葉が傑作だった。さすが大阪人、しっかり笑いの壺は心得ている。

英語読解のヒント(145)

145. 付帯状況の with 基本表現と解説 He was sitting, book in hand, at an open window. 「彼は本を手にして開いた窓際に座っていた」 book in hand は with a book in his hand の...