Saturday, January 18, 2020

不安と期待

全日本プロレスの2020年は話題豊富にスタートを切った。その話題が少しずつ展開を見せているようで、ファンとしてはうれしいかぎりだ。

青柳が三冠に挑戦を表明して以後、試合のあるたびに宮原を襲撃している。彼は切れのいい啖呵をはく男で、試合後のインタビューもその威勢の良さに感心する。実力的にはまだ宮原に及ばないが、あと一つ、なにか凄みを身につければトップに立てる器である。これからも前に出て行く姿勢で戦ってほしい。レスラーというのは誰もが一国一城の主なのだから。

若手は順調に身体をつくり、実力もあがってきている。前座の試合を見ているとそれは如実にあらわれている。ただ、他流試合をすると、おとなしく見えるのはなぜなのか。正統派のレスリングといえばそうなのだろうが、なんとなく物足りない。試合中の気合いのかけ方でも、もっと観客が呼応できるようなかけ声を考えるべきだろう。もう彼らは新人じゃない。技だけじゃなく、ショーマンとしての見せ方も工夫すべきだ。

今年に入ってから怪我する選手が多い。野村、諏訪魔、青柳(弟)と小さな怪我が連続して発生している。小さな怪我でも大事を取ってしっかり治療し、万全の体制で試合に出てほしい。試合のやりくりとか、大変だろうが、わたしは選手が負傷を押して戦う姿など見たくない。

関口存男「新ドイツ語大講座 下」(4)

§4.  Solch ein kleines Kind weiß von gar nichts. そんな 小さな子供は何も知らない。  一般的に「さような」という際には solch- を用います(英語の such )が、その用法には二三の場合が区別されます。まず題文...