一月二日の後楽園大会では、世界タッグ選手権でゼウスがノックアウトを喫し、大丈夫なのだろうかと心配になった。脳震盪なのだろうが、充分に検査して必要なら休養も取ってほしい。おなじことを翌日欠場した諏訪魔にも言いたい。われわれファンは、怪我をしたまま無理して試合をする選手を見たくない。充分に回復してから戻ってきたって、われわれは全日を見棄てはしない。
一月三日の大会は近年まれにみる充実した新年興業だったと思う。話題が満載である。ライジングHAYATOと全日ジュニアヘビー若手選手の抗争、ヨシタツの入団、ルーカス・スティールの登場、横須賀ススムのジュニア王座奪取、ダニー・ジョーンズやフランシスコ・アキラといった外国勢の活躍、宮原の三冠防衛、青柳の造反、JR・クラトス選手の来日決定などなど。こうした要素がどのようにからまりあいながら全日を舞台にドラマを展開するのか、非常に楽しみである。
ルーカス・スティール選手は身長が196センチもある。大森やジェイクが192センチででかいと思っていたのに、それを超えるのだからあきれてしまう。ワイルドな顔つきをしているが、試合後のインタビューではごくごく紳士的に、平凡に、新年の挨拶をしていた。レスラーにはよくある、「リングを離れたら普通の人」タイプなのだろう。ただ彼が組み込まれた「神」チームの首領格が丸山で、彼がルーカスのコメントをおもしろおかしく「迷訳」というか「変換」していた。どれくらいの期間ルーカスが日本にいるのか知らないが、いつかジョーとも戦ってほしいし、三冠にも挑戦してもらいたい。
Friday, January 3, 2020
英語読解のヒント(145)
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昨年アマゾンから出版したチャールズ・ペリー作「溺れゆく若い男の肖像」とロバート・レスリー・ベレム作「ブルーマーダー」の販売を停止します。理由は著作権保護期間に対するわたしの勘違いで、いずれの作品もまだ日本ではパブリックドメイン入りをしていませんでした。自分の迂闊さを反省し、読者の...
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