Wednesday, February 19, 2020

チャンピオン・カーニバル

すでに旧聞にぞくするが、今年のチャンピオン・カーニバルのメンツが決まった。この大会に出場する顔ぶれはここ数年、年を追うごとにはなやかに、豪勢になっているのだが、今年はデイビーボーイ・スミス・Jr と杉浦貴のおかげでとりわけ面白くなりそうだ。チャンピオンや王者が多数そろい、しかも巨体の持ち主、勢いのある選手ばかりが集まった。

若手と中堅選手のバランスもいい。ただ外国人選手の中にジョーとジェイムズがいないのは残念。ジェイムズは去年怪我で欠場して以来、姿を見ていないが、活動場所を変えたのだろうか。

わたしが注目するのは神谷英慶、吉田綾斗、入江茂弘の三人。いずれも実力者だが、スーパーヘビーを相手にどれだけ戦えるかはよくわからない。神谷は普段はおとなしそうな好青年だ。しかし突進力があり、がむしゃらに向かっていく姿は迫力がある。あのファイティング・スタイルは全日本に近いのではないか。吉田は数試合しか見ていないのだが、手足が長く、絞め技に力強さがある。入江は愛嬌のある顔をしているが、動きが機敏で自分の体重をうまく使って攻める。全日本の若手にも言えるが、この大会でどれだけ暴れられるか、それを今後の活躍にどう結び付けるか、それが問われることになるだろう。

どの試合も熱戦は必至。星のつぶし合いになって、後半戦の戦いは苛烈なものになるだろう。怪我には十分注意して欲しい。

英語読解のヒント(145)

145. 付帯状況の with 基本表現と解説 He was sitting, book in hand, at an open window. 「彼は本を手にして開いた窓際に座っていた」 book in hand は with a book in his hand の...