八月三日に行われた全日本プロレス横浜大会で丸山・竹田組が梶・旭組を破った。ひいきのチームが勝つのはなんともうれしい。コミカルなプロレスをする丸山だが、このリーグ戦では本気を見せて竹田と二連覇してもらいたい。
しかし全日のホームページに出た試合結果の速報を見ていちばん驚き、胸に響いたのは青木・佐藤組が近藤・鈴木組に勝ったことである。しかも佐藤が近藤に逆十字をきめたのだ。
佐藤は、ツイートを含め、しゃべっていることの意味があまりよくわからない。おそらく自分でもよくわかっていないのではないか、そう思うときもある。ただ妙な意地をもっていることだけは伝わってくる。それは一言で言えば、自分の進む道をかたくなに信じる態度である。彼は迷走することもあるけれど、常にひとつの方向を向いている。その一貫性は青木と並んで全日本の双璧をなすだろう。(佐藤は全日本の所属ではないけれど、そういってもいいくらい彼は全日本のリングに馴染んでいる。)
わたしは速報を見たとき、「17分55秒 腕ひしぎ逆十字固め」という表記の中に佐藤の意地が燦然と輝いているように思った。相手の近藤修司はジュニアヘビーの中では体格・キャリアともに最強と言っていいレスラーだ。鈴木鼓太郎もプロレス業界のトップを担う実力者。しかも彼らは数年前に全日本プロレスを離反し、青木や佐藤とは違う道を進んだ、ある意味、因縁の相手である。彼らを相手に戦うとき、青木も佐藤も自分たちの生きざまをかけて戦わざるをえない。佐藤はその戦いで、あの近藤修司から勝利をもぎとった。ここには地味だけれど、胸にじんとくるドラマがある。
諏訪魔と石川が「全盛期」を合い言葉にふたたびその存在感を示し始めたが、いまエボルーションで本当に全盛期なのは佐藤光留かもしれない。
Saturday, August 4, 2018
英語読解のヒント(223)
223. many a 基本表現と解説 They met with many a thrilling adventure. 「幾度も戦慄すべき冒険に出会った」 Many and many a time in my childhood I loitered among the...
-
ウィリアム・スローン(William Sloane)は1906年に生まれ、74年に亡くなるまで編集者として活躍したが、実は30年代に二冊だけ小説も書いている。これが非常に出来のよい作品で、なぜ日本語の訳が出ていないのか、不思議なくらいである。 一冊は37年に出た「夜を歩いて」...
-
§9. 不定の意を強める irgend 「何か」(etwas, was)といえばよいところを、特に念を入れて「何でもよいからとにかく何か」といいたい時には irgend etwas, irgend was といいます。その他不定詞(ein, jemand,...
-
§10. Wir helfen einer dem andern . (Wir helfen einander.) おれたちはお互いに助け合う 「一人が他に」(einer dem andern)も「一人が他を」(einer den andern)も「一人が...