全日本プロレスのヘビー級選手が相次いで怪我のため欠場している。秋山、諏訪魔、石川といった主要選手たちである。
筋トレをしていても、寒いときや、体調がよくないときは怪我をする。いわんや身体ごとぶつかり合うプロレスにおいてをや、である。
充分に休養を取って復帰して欲しいと、心から願う。
しかし諏訪魔、石川が欠場というエボルーションの非常事態を見て、これまた怪我で欠場していた岡田佑介が復帰を四日ほど早めて全日本に帰ってくる。
岡田は現役選手の中でいちばんキャリアが浅く、肉体的な条件ももっとも不利な選手かもしれない(これは顔が悪いという意味ではない)。しかしそれを補ってあまりある気迫の持ち主で、わたしは彼が大好きである。確か近藤修司だったか、岡田の熱血ぶりを見て、彼が最前線に躍り出てきたとき、全日本のジュニアは変わると預言した。まったく同感である。
だから彼が帰ってくるのはうれしいのだが……しかしくれぐれも無理はしないでもらいたい。無事これ名馬。馬場さんも欠場しない選手がいちばんだといっていた。
Monday, October 1, 2018
関口存男「新ドイツ語大講座 下」(4)
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