食品の包装の背後にはたいてい栄養成分の表が載っている。カロリーがいくらとか、タンパク質がいくら含まれるとか、炭水化物が何グラムとか書いてある。わたしはまずその表を見て脂質がいくら含まれるか注意する。
脂質の多いものを食べていると、血中の脂質の値も増える。わたしは以前は血中の脂質の値がやや高かったが、食べ物の脂質に気を配るようにするとたちまちその値が正常に変わった。
成分表示を見るようになってから、自分がいかに脂質を摂取していたかということがわかった。菓子パンなどはよく半額で売っているので買うことが多かったが、あれはとんでもなく脂質を含んでいる。マヨネーズをあえたお惣菜なども脂質が多い。今はそうしたものは徹底的に避け、一日に摂取する脂質の量を30グラムくらいに抑えている。
脂質だって人間の身体に必要なのだが、以前はおそらく100グラム以上取っていたのではないだろうか。それではいくら運動したって消費しきれない。血中の脂質の値が上がるはずである。
ただ鯖の脂は毎日少量ずつ取るようにしている。あれはいろいろと身体にいい効果があるからだ。幸いなことに近くの店で一缶を89円で売っている。タマネギなどをスライスしていっしょに食べるととてもおいしい。
Thursday, October 25, 2018
英語読解のヒント(184)
184. no matter を使った譲歩 基本表現と解説 No matter how trifling the matter may be, don't leave it out. 「どれほど詰まらないことでも省かないでください」。no matter how ...
-
アリソン・フラッドがガーディアン紙に「古本 文学的剽窃という薄暗い世界」というタイトルで記事を出していた。 最近ガーディアン紙上で盗作問題が連続して取り上げられたので、それをまとめたような内容になっている。それを読んで思ったことを書きつけておく。 わたしは学術論文でもないかぎり、...
-
ウィリアム・スローン(William Sloane)は1906年に生まれ、74年に亡くなるまで編集者として活躍したが、実は30年代に二冊だけ小説も書いている。これが非常に出来のよい作品で、なぜ日本語の訳が出ていないのか、不思議なくらいである。 一冊は37年に出た「夜を歩いて」...
-
アニー・ヘインズは1865年に生まれ、十冊ほどミステリを書き残して1929年に亡くなった。本作は1928年に発表されたもの。彼女はファーニヴァル警部のシリーズとストッダード警部のシリーズを書いているが、本作は後者の第一作にあたる。 筋は非常に単純だ。バスティドという医者が書斎で銃...