Saturday, December 29, 2018

年の初めは華やかに

来年正月二日に開催される全日本プロレスの試合の組み合わせが出ていた。新年を迎えるにふさわしい豪華な内容である。

まず新人二人がタッグを組んで青木・佐藤組に対峙する。結果はもちろん見えているけれど、ベテラン二人がどれだけ若手の技倆と本気を引き出してくれるか、また青柳と田村がどれだけ新鮮な風を全日本にもたらしてくれるか、楽しみである。

秋山、丸山、鈴木鼓太郎のチームが、渕、西村、TAJIRI を相手に戦う試合もあるが、この日はお祭り色の濃い興業なので、大いに雰囲気を盛り上がりそうだ。もしかしたら試合の前に六選手がお年玉でもばらまくのじゃないだろうか。

ジュニアヘビー級選手権試合の岩本対岡田戦も結果がある程度見えているが、しかし岡田もいつのまにか後輩を三人持つ身になったので、岩本にひっかき傷もつけられずに敗退したらメンツが立たないだろう。また今までは青木や佐藤がジュニアヘビーのトップにいたが、そのあとを狙う若い有力選手が残念ながら岩本しかいない現状では、岡田に大奮起を期待せざるをえない。W-1の近藤が言っていた通り、岡田が一線に飛び出してきたとき全日本のジュニアヘビーは変わると思う。

世界タッグ選手権、諏訪魔、石川組対ドーリング、ジェイムズ組は豪勢な大玉の打ち上げ花火みたいなもので、どっちが勝つにしろ、一年の初めの景気づけにはもってこいである。いつも思うのだが、ジェイムズはまだまだ遠慮しながら戦っている。ハンセンやブロディみたいにリングの上を我が物顔にのして、雄叫びをあげてよいのである。ファンは無類に強い外国人レスラーといっしょに声をあげたくてならないのだ。

英語読解のヒント(145)

145. 付帯状況の with 基本表現と解説 He was sitting, book in hand, at an open window. 「彼は本を手にして開いた窓際に座っていた」 book in hand は with a book in his hand の...