Tuesday, March 10, 2020

プロレス雑感

Wrestle-1 が活動を停止するというニュースは衝撃的だった。Wrestle-1 は全日本から分裂してできた団体で、常態的に赤字がつづき、オーナーによる補填ももう無理ということで三月いっぱいで活動をやめることになったらしい。全日本に登場したことのある吉岡選手とか、イケメン選手、大森のタッグパートナーである征矢選手などはわたしも知っている。イケメン選手は国外に活躍の場を求めて出ていったが、吉岡とか征矢とかほかの選手はどうするのだろう。フリーになるか、他団体に流れて行かざるをえないだろうけど……。プロレス界としてもあぶれた選手達をうまく吸収してほしいものだ。

全日本の野村がチャンピオン・カーニバルを欠場することになった。怪我の治療に専念するためだ。ジェイクとのツーショットが全日本プロレスのホームページに出ていて、どこか寂しげな表情をしているのが印象に残った。もちろん焦りや不安が心の中で渦巻いているだろうけれど、怪我による長期欠場は誰もが経験すること。いまどきの観客は怪我を押して出場したって、そんな選手を誰もほめない。しっかり治療にはげんで、万全の体制でまた元気に動き回ってほしい。野村の朋友のジェイクだって長期欠場し、充分に治療とトレーニングを重ねて再出発した。

全日本プロレスで、あすなろ杯が二十年ぶりに復活する。参加選手は若手四名、大森、青柳、田村、ライジングHAYATO だ。HAYATO は愛媛プロレスの選手だが、一時的に全日本に「留学」に来ている。他団体の選手と云うことで青柳とか田村はライバル意識を燃やしているようだが、これはいいことである。見ている方も面白い。秋山が社長になってから全日本は外部からの刺激を上手に取り込むようになった。彼自身が一度全日本を出て、また戻ってきたという経歴を持っているからだろうか。あすなろ杯参加選手の中では大森とライジングHAYATO が頭一つ抜けているようだが、田村も身体ができてきたし、技も豊富になってきたので、ちょっと期待している。青柳は骨折でしばらく欠場していたが、あばれまくって存在感を見せて欲しい。

英語読解のヒント(145)

145. 付帯状況の with 基本表現と解説 He was sitting, book in hand, at an open window. 「彼は本を手にして開いた窓際に座っていた」 book in hand は with a book in his hand の...