アマゾンから出した「闇の深みへ」には続編がある。「闇の深みへ」はアダム・エンバーたちがドロヒッツの町へ向かう場面で終わるが、続編「銀のバッカス」は彼らがドロヒッツの町に到着する場面から始まる。彼らは町の人々から大歓迎され、病兵は手厚い看護を、その他の兵士は贅沢なもてなしを受けることとなる。ところが彼らが町外れの紅灯の巷、つまり娼館シルバー・ホールで遊び浮かれている最中に、娼館の中で疫病による死者が発生する。部隊はさっそく町と娼館のあいだに非常線を張り、疫病の感染を防ごうとするのだが、もちろんそううまくいくものではない。疫病はドロヒッツ中に蔓延し、アダムは再び疫病による死者を埋める作業に従事する。
この物語の最後はどうなるか。敵軍がドロヒッツに向かっていることを知った最高司令部は、敵軍を疫病に感染させるため、アダムたちにドロヒッツを見捨てさせるのである。自分たちの利益のためなら無辜の民を平気で犠牲にする。それが戦争であり権力というものだ。
これを読んだとき、わたしは映画の「エイリアン」を思い出した。あの映画ではとある企業が、危険きわまりない異星の生物を地球に持ち帰ろうとする。戦争兵器として使おうというのだ。それを知ってシガニー・ウィーバー演じる宇宙飛行士は激怒する。自分たちに制御できないものを使ってまで戦争に勝とうとする、人間の非人間性がここにあらわれている。
日本政府はオリンピック開催のためにコロナ・ウイルスに感染した人の数を低く見せようとしていたが、経済を優先し、人間を二の次に置く日本政府の非人間性と、上記の小説や映画に描かれた権力とのあいだには、なんら逕庭はない。
Saturday, April 18, 2020
Elementary German Series (14)
14. Der Frühling Der kalte Winter ist zu Ende. Der Frühling ist da. Die Tage werden länger und länger. Die Sonne scheint warm. Unsere schön...
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